komado
石川県小松市内に開業した、町家を改装した
宿泊施設。SKLo では、家具、アートから
ホテル備品の選定、ライブラリーやショップ
機能のサポートを担当しました。
選定にあたっては、小松市中心部に残る特徴的な町家建築の、過去から現在へと続く時間の蓄積をそのまま残した建築計画に対し、現代的な機能性と過去を感じさせる要素が調和するよう、アイテムの選定を通してその実現を目指しました。
小松市中心部の魅力創出において重要な拠点となることを目指し、地域のクリエーターである瓦職人、写真家、書籍商らと積極的に関わりながら、場づくりを行ってきました。異なる領域の作り手たちが交差することで、この土地ならではの文化や風景が自然と立ち上がる場となることを願っています。
TSUKIHI
福井県越前市にて、ワイナリーが運営する
ガストロミーレストラン。SKLo は、アート
ワークの制作、ディスプレイを担当しました。
地域産業である和紙をベースに、ワイナリーから生み出される副産物である葡萄の皮や房、茎、葉までも漉き込んだ巨大なアートワークは、レストランを象徴する作品となりました。また、そのほかの選定においても、設計計画と呼応しながら、空間全体に調和と豊かなアクセントを生み出すことを意識しました。
L’artnoa
金沢市内で営業するワインバー。店舗の改装
計画に合わせ、SKLoでは、設計から工事、
ディスプレイ等計画全般を担当させていただ
きました。
スケルトン状態からの再設計に際し、既存店舗とは大きく異なるレイアウトやインテリアを導入しました。既存顧客が抱く従来の店舗イメージを刷新し、新たな体験や印象を生み出す空間となるよう提案を行いました。
香林居
金沢市内にて開業したリトリートホテル。
SKLoでは、アート、インテリア、備品に
至るまで、スタイリング全般を担当させて
いただきました。
「新しい金沢時間を処方する」をテーマに、各ジャンルのクリエーターが集結し作り上げられたホテル。明確なコンセプトのもと、自由かつ大胆にプロジェクトが進行していきました。1階には巨大な蒸留機、地下にはお粥を提供する台湾料理店、2階にはアイソレーションタンク、屋上にはサウナを備えるなど、工芸のイメージが強い金沢において一線を画すその構成は、私たちの創造性を大きく刺激しました。備品の選定はもちろん、配置に至るまでひとつひとつに根拠を持たせ、空間全体の体験や導線を意識しながら具体的に提案を行いました。
四知堂 kanazawa
金沢市内にて開業した台湾料理レストラン。
SKLoは、設計、インテリアデザイン全般、
食器やフードサポートに至るまで、トータル
でサポートさせていただいています。
広い空間の手前半分は、什器のすべてをラワン材で構成し、台湾屋台を思わせる軽やかで開放的な空間に。一方、奥の空間はコントラストを強め、深い陰影を感じられる落ち着いた設えとし、台湾と日本、そして古い金沢町家の空気感が自然に溶け合うよう設計しました。
料理は台湾客家料理をベースに、能登豚や北陸の魚介、地元のお米など北陸の食材を積極的に使用。朝は台湾粥や鹹豆漿、昼は魯肉飯や牛肉麺、夜はコース料理や台湾小皿料理など、時間帯ごとに異なる台湾の食文化を楽しむことができます。
なんか
石川県白山市鶴来地区にて開業したセレクト
ショップ。SKLoは、インテリアデザイン、
ディスプレイ等を担当させていただきました。
長く地域に愛されてきた老舗洋品店。その精神を受け継ぎながら、現代の様式へと更新していくことを目指しました。倉庫に眠っていたかつての店舗什器や家具は、色彩を変えることで新たな役割を与えられ、過去と現在をつなぐ象徴的な存在となっています。古着、セレクト雑貨、喫茶など、複数のジャンルを横断しながら、単なる販売に留まらない新たな価値や風景を発信し続けています。
一能登島
石川県能登島に開業した鮨オーベルジュ。
SKLo はアートワーク、インテリア、器の
選定等で携わらせていただきました。
鮨の名店と宿泊施設を併せ持つ稀有な場にふさわしい設えとは何か。その問いに対し、アートワークも単なるセレクトではなく、作家との共働によって生み出していくことを念頭に提案を行いました。空間、料理、滞在体験が有機的に結びつき、この場所ならではの時間と風景を形成していくことを目指しました。
PHYTO
金沢市内にて開業したフィトテラピーを提案
するショップとヘアサロン。SKLoでは、設計、
インテリアデザイン等、トータルでサポート
させていただきました。
スケルトン状態を丁寧に読み解きながら、空間全体をひとつの連続した場として捉え、その中に異なる二つの機能を内包させる構成としました。完全に分断された空間ではなく、どこかシームレスな繋がりを感じさせながら、それぞれが異なる役割を持つことで、多層的な体験を生み出しています。
インテリアは、ラボのような実験性や緊張感を内包しつつも、過度に工業的な印象へは寄せず、植物の持つ有機的な要素を随所に取り入れることで、静かな柔らかさを添えました。緊張感と親密さ、無機質さと有機性が穏やかに共存する空間となっています。
L’ANGELIQUE
全国の百貨店内の店舗や、代官山に旗艦店を
運営するランジェリーブランド。SKLoは、
展示会での空間デザイン、店舗のデザインを
担当。オリジナルハンガーラックをレンタル、
リースにてご利用いただいています。
創造性に溢れる洗練されたランジェリーを提案するブランドと、長年にわたりクリエイティブを共にしています。主に全国の百貨店に展開するブランドでありながら、ランジェリーとファッションとの関係性を問い続け、その独自の世界観を更新し続けています。
私たちは、春夏・秋冬コレクションにおける空間提案をはじめ、店舗デザイン、グラフィックや、パッケージデザインに至るまで、継続的に携わってきました。単なる販売空間ではなく、ブランドの思想や身体感覚までも含めて体験として立ち上げることを意識し、空間とランジェリーとの新たな関係性を模索しています。
オリジナルハンガーラック
主にファッション業界において、展示会や
ショップ空間におけるハンガーラックを
レンタル、リースにてご利用いただいて
おります。
ファッションの世界において、展示会はブランドの思想や空気感を伝えるための重要な発信の場です。その空間において、ハンガーラックは単なる什器ではなく、衣服を美しく見せるために欠かすことのできない存在だと考えています。
私たちは、ファッションブランドをサポートする一つの手段として、ブランドごとの個性を邪魔することなく、汎用性とコストパフォーマンスに優れたハンガーラックをデザインしました。
さらに、展示会運営における実務面にも着目し、会場へ前日に配送され、使用者自身で簡単に組み立てることができ、会期終了後には解体してそのまま発送できる仕組みまで含めて設計しています。
空間演出だけではなく、設営・撤収に至るまでを一つのデザインとして捉えることで、より自由で柔軟な展示会運営のあり方、ブランドサポートを提案しています。
オリジナル白熱電球
SKLo オリジナルの白熱電球です。
製作から販売までを一貫して行なっています。
白熱電球は、消費社会を象徴する消耗品のひとつです。しかし、その固定化された価値や用途、目的を一度解体してみることで、私たちはそこに潜む別の美しさや、新たな意味に気づくことができます。SKLOでは、白熱電球を「照明」という役割から切り離し、物質そのものが持つ潜在的な美しさを見つめ直しました。さらに、国内でも数少ない生産工場を訪ね、職人たちとの対話を重ねるなかで、ものづくりの崇高さや、手仕事に宿る豊かさを知りました。
すべてのものはいずれ消耗していきます。古いものを捨て、新しいものへ置き換えることは容易ですが、それだけでは生産性とエコロジーの矛盾を乗り越えることはできません。今あるものや、過去に生み出されたものに、新たな価値を見出していくこと。それは単なる再利用ではなく、創造的な生産行為であり、同時に極めてエコロジカルな営みでもあると、私たちは考えています。
農事組合法人 かさの郷
石川県津幡町にて、地域農業の担い手として
スタートした農業法人。SKLoは、プロジェクト
におけるブランディング全般を担当しています。
加賀、能登、越中の中間に位置する、石川県津幡町笠野地区。古くから米どころとして知られるこの山間地域には、今もなお小さな集落が点在しています。山々に囲まれた盆地特有の寒暖差、そしてミネラルを豊富に含んだ清らかな雪解け水。笠野地区は、古来より良質なお米を育む豊かな風土に恵まれてきました。しかし、時代の変化とともに人口や農家は減少し、田畑や山林の荒廃が少しずつ進んでいます。
かつては、豊作祈願や収穫への感謝を捧げる祭りごとを通じて、集落の暮らしは稲作を中心に強く結びついていました。けれど現代では、そのつながりも徐々に希薄になりつつあります。地域コミュニティが失われれば、この穏やかな風景もまた失われてしまいます。自然と人との共生、そして土地に根づいた文化を未来へ継いでいくためには、その営み自体を守り続ける必要があります。
私たちは地域農業の担い手として、この豊かな土地と、田んぼのある風景を次世代へ受け継いでいきます。お米づくりを通して地域と皆さまを結び、「いつも美味しいお米がある」という安心を届けていきたいと考えています。そして皆さまにも、この土地をどこか故郷のように感じ、気軽に訪れていただければ幸いです。
せせらぎ サンデーマーケット
日常生活をより豊かにすることを目的に開催
されていたマーケット。SKLoでは、企画、運営
などトータルでサポートさせていただきました。
「くらしのたからものをさがそう」をテーマに、年に数回、日曜日に開催されました。このマーケットのコンセプトをつくる上で大切にしたのは、“イベント”として特別な場を演出するのではなく、あくまでも日常の延長線上にある風景として存在させることでした。
私たちは、豊かな暮らしとは、些細な喜びや何気ない発見の積み重ねの先に生まれるものだと考えています。だからこそ、非日常を強く打ち出すのではなく、普段の暮らしの中に自然と溶け込み、ふとした瞬間に心が動くような場であることを目指しました。
RICE CRAFT
お米にまつわる様々を紹介し、価値や可能性を
共有することを目的とした企画。不定期に開催
しています。
日本において、お米が特別な存在であることは疑う余地がありません。それは単なる食べ物ではなく、風土や信仰、人々の暮らしと深く結びつきながら受け継がれてきた、日本文化の根幹ともいえる存在です。
しかしその一方で、私たちは日々お米を口にしながらも、お米にまつわる風景や営み、歴史、文化について思いを巡らせる機会を、少しずつ失っているのかもしれません。だからこそ「お米」について感じ、考える時間があっても良いのではないでしょうか。先人たちの知恵や営みに思いを馳せながら、あらためてお米と向き合うということを実践していきます。

本龍寺 照明計画
本殿の今後の活用、寺社本来の可能性を見据え
照明計画を行いました。
お寺という場について、あらためて考えてみました。そこは単なる信仰の場ではなく、かつては地域や社会に開かれた存在であり、教育や文化、そして人々の交流を支える中心的な場所でもあったのだと思います。現代は価値観や暮らしが多様化する時代ですが、その一方で、私たちの日常の中にお寺という存在が以前ほど身近ではなくなっていることにも気づかされました。
この度の照明計画では、単に空間を照らすためではなく、本堂での滞在体験そのものを変えていく試みとして計画・実践を行いました。光によって空間の感じ方や時間の流れ、人の意識は大きく変化します。静けさや余白、精神性を感じられる場として、本堂の新たな在り方を模索しています。今後は照明の変更にとどまらず、体験価値そのものを高めていくためのさまざまな試みを実践していきます。

辻家庭園 照明計画
旧邸宅内の照明器具を、時代背景を踏まえ
新旧織り交ぜた計画を行いました。
歴史的価値を有する邸宅を結婚式場へと改修するプロジェクトにおいて、照明計画を担当しました。今回の計画では、古い日本家屋の空気感を損なうことなく照明器具を空間へ馴染ませるために、建築と同時代性を持つものであることを重要な要素として考えました。光そのものだけでなく、器具の素材感や佇まい、経年変化まで含めて空間との調和を図ることで、自然な一体感を生み出しています。また、それぞれの部屋が持つ用途や個性を丁寧に読み取りながら照明を選定していく作業は、まるでものを探し集める旅のようでもあり、私たちにとって非常に豊かな時間となりました。


























































